手紙

妻が言う。うちの縁側に手紙があったのだと。どうも小学校低学年と思われる児童が、平仮名だけで認めたものらしいのだと。それは、自己紹介から始まり、僕の胸に飛び込んでおいでとか書いてあったのだと。11日に返事を聞きに来るのだと。でも、捨てちゃったのだと。
妻は言う。激しく誤爆だと。そうかにゃー。まあ、確かにうちの娘はまだ2歳。恋の相手には幼すぎ。餅突け H 君(仮名)。君の御目当ての子は、たぶん違う子だ。
ふと、これと似た話をどこかで読んだ気がするなあと思った。あれは、多分、カヅサツさんの今は無きプロフマだったかなあ。